『薔薇王』にシェイクスピアをさがして

菅野文先生の『薔薇王の葬列』についてシェイクスピア原案との関係を中心にひたすら語ります

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

14巻65話愛と荊棘について

原案や史料の流れに戻してきたような65話。指輪エピソードや、プロセルピナと『冬物語』、『ヘンリー4世』とかを考えてみました。

14巻64話夢から醒める薬について

11,12巻の挿話が布石のような形で、薬の話が不吉に再登場。62話からのモチーフも繋がっているかもしれません。

14巻63話王子達をめぐる思惑について

表紙の2人をめぐる史料とも絡めた展開なのに、リチャード、バッキンガム、ティレルの三角関係(?)も入った素晴らしさと構成の美しさ。でもリッチモンドの考察が長めになりました。