シェイクスピア関連配信作品感想・紹介-リチャード3世
逆『薔薇王』的にも思えた驚くシーンがある一方、マルヴァニーの障害の受容が『薔薇』最終部っぽい気も。
『リチャード3世』に着想を得たという室町幕府将軍足利義教が主人公の作品。40年ぶりの再演。
『リチャード3世』×昭和の歌謡界という設定の「歌謡ショー」的雰囲気の舞台。
伝説の舞台とも言える(?)プルカレーテ演出・佐々木蔵之介主演版。どう書いてもうまく伝わらない気がしますが、ともかくすごいと言っておきます。
少人数上演が舞台の面白さとなり、台詞を数人で語るやり方も効果的。冒頭と最終部の展開も感慨深いです。
独白が(ポエトリー)ラップになる『リチャード3世』! シャウビューネ劇場、トーマス・オスターマイアー演出。比較でプルカレーテ演出・佐々木蔵之介版にも言及しています。
『ヘンリー5世』『ヘンリー6世』『リチャード3世』を1つに再構成した“Kings of War”の感想です。