2024-01-01から1年間の記事一覧
家族関係に焦点があたりフロイト的読みを更に反転させたようなITA版、神話的な崇高さと美しさのある石丸版、の感じがしました。
スコットのハムレット役はもちろん、作品全体が素晴らしかったです。好きすぎてヲタク語りが止まりません。愛と家父長制、ひなぎくと腕時計の話とか延々……。
ウルフの『ダロウェイ夫人』を軸に、時代を超えた3人の女性の思いや人生が交差するような作品です。こういう引用・変換も好みだし、物語的な感動もありました。
ケテヴァン・パパヴァのマルグリット、ティムール・アフシャーのアルマンがよかったです。
ジャンヌ・ダルクだからというだけでなく、演出やコスチュームが『薔薇王』的!
『尺には尺を』の同時上演のもう一方。中嶋朋子、浦井健治他全キャストが重なっています!
ソニン、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子他で『終わりよければすべてよし』とキャストを重ねた同時上演。
『テンペスト』を上演する劇団ものという翻案で、踊りあり殺陣ありのエンタメ的でありつつ、演劇比喩がシェイクスピア的でもあり。
演劇・ミュージカル、バレエ・ダンス、オペラ・音楽配信サイトや作品リンク
『ヘンリー6世』の台詞に出てくるディドとエネアスのオペラ。今作はダンス作品と言っても過言でないほど。
現代的視点からの『マクベス』の読み替えとともに寓意性やオマージュに溢れた作品。天海祐希さんが薔薇リチャード+騎士マーガレットのようだ!とも思いました。