『薔薇王』にシェイクスピアをさがして

菅野文先生の『薔薇王の葬列』についてシェイクスピア原案との関係を中心にひたすら語ります

第1部(1〜7巻)感想-4巻感想

4巻16話誰が玉座に相応しいか、という問いについて

ジョージが王に名乗りを上げたことで、リチャードが王冠への思いに揺れます。そして、ケイツビーの騎士ぶり。

4巻15話リチャードとアンの行き違いと別離について

『ハムレット』語りが多くなっていますが、アナ雪かも。でも、一番重要なのは夢の場面が12巻と重なる展開・構図であることですね。

4巻14話アンの愛情と沈黙について

『ヘンリー6世』の上に『ハムレット』と『リア王』か?と想像。扉絵のアンがオフィーリアのようです。

4巻13話父の敵討ちと王を殺すことについて:『ハムレット』

話の展開と「王を殺してはいけませんか」の台詞は、『ヘンリー6世』と『ハムレット』がミックスされた印象です。