『薔薇王』にシェイクスピアをさがして

菅野文先生の『薔薇王の葬列』についてシェイクスピア原案との関係を中心にひたすら語ります

15巻68話 リチャードの迷いと選択について

(※ネタバレになっていますので、ご了解の上お進みください。)

 

68話、ストーリー展開にも揺さぶられましたよね。それぞれのキャラの心情や選択にも“うわーん”ってなりますし。

 

それだけでも本当に充実なんですが、この68話も、様々な凄技が重なっているように思いました。怪しい推測が入っているかもしれないものの、68話69話では複数のシェイクスピア作品オマージュが歴史準拠で、あるいはこれまでの流れを踏まえて組み立てられているだろうと思います。

 

一番『リチャード3世』(以下、R3)に近いプロットはエリザベス達の場面で、でも捻ってあるし、バッキンガムの反乱は第1部と重なりつつ、歴史謎解き的でもあり、『リチャード2 世』的なところもあります。リチャードが“to be, or not to be”のように選択に迷うところは『ハムレット』的で、そこからアンや息子エドワードとの関係で『ヘンリー4世』展開に繋がっていくように思いました。色々の組み合わせが凄いと言いたくて全部あげましたが、バッキンガム関連のことは69話記事にまとめて書こうと思います。

 

加えて、この展開になると12巻や13巻も『ヘンリー4世』のつながりで、ルビンの壺やトロンプ・ルイユのように別プロットの話としても見えてきます。記事の方は何だか説明的で回りくどい書き方になりますが、オマージュ作品のモチーフとリチャードの変化が重なってくることも感動的です。

 

今回も過去記事リンクが多めなので、記事はタイトルリンクのみにしています。

 

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エリザベスとマーガレット・ボーフォートの同盟について

エドワード5世達が暗殺され運び出されたという知らせが、彼らの母エリザベスにもたらされます。取り乱して嘆くエリザベスの台詞は『リチャード3世』(以下、R3)の台詞とほぼ同じです。

 

これを知らせに来たのがリッチモンドの母、マーガレット・ボーフォート。そしてリッチモンドとベスの結婚を提案してエリザベスを慰めます。これは歴史通りで、いつもの通り『悪王リチャード三世の素顔』(以下、『悪王』)によると、こういう史料記載があるそうです。

 

ロンドンではエリザベス・ウッドヴィルとマーガレット・ボーフォートの間ですでに別の密約が進行していた。エドワード王の息子達が死んだ事を知った時、マーガレットは(中略)息子のヘンリー〔=リッチモンド〕とエリザベス〔=ベスの方〕を結婚させる計画を話した。(中略)エリザベスもこの考えに賛成し(中略)エドワード4世の友人は皆、ヘンリーの味方をするであろうと約束し(中略)バッキンガム公が同じ計画を持っていることを知った

 

今話では久々にドーセットも出てきて、リチャードが王子達を暗殺したと喧伝し反対勢力を煽りました。67話の記事でも書いたように、王子達の暗殺の噂が反乱を勢いづかせたところもあるようです。歴史的にはドーセットが計画に呼応して反乱を起こしていて、R3でもドーセットが加わったことが台詞に出てきます。反乱計画での関係性や勢力図が示される形になりますね。

 

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エリザベスの籠絡について

ですが、この場面で、マーガレットが語る言葉はR3のリチャードの台詞にされています。ここはR3ネタバレで大丈夫だと思いますが、R3ではリチャードが、息子達を殺した代償として娘のベスと結婚させてくれとエリザベスを説得する台詞です。このリチャードの台詞をマーガレットが語っており、マーガレットとリッチモンド親子の怪しさ満載です

 

「エリザベスという娘さんがおありだな。徳高く、美しく、王家の血を継ぎ、品がある。」「あなたのお子たちを引き上げてさしあげよう。」「威厳ある運命の高みへだ。この世の栄光を象徴する最高の地位へだ。」「つらかった時代のあらゆる傷は、それに倍する満足という豊かさで癒される。」「最高の権力を持つ王妃にする」(R3:4幕4場)

 

R3ではリチャードが息子達を殺した相手だとわかっているので、エリザベスは容易には承知しませんが、R3でのアンのように徐々に押されて最後には了承します。次の4幕5場で、エリザベスがベスとリッチモンドの結婚を喜んで承諾したことがスタンリーによって語られ、実はエリザベスは画策して手を打っていた、あるいはうまく事態が動いて危機を脱するという展開です。『薔薇』では、始めから、リチャードを倒して王位を狙うリッチモンドとの結婚話なので、エリザベスは喜んで受入れマーガレットと手を組みました。ではあるのですが、リッチモンドは……という逆転のような話です。『薔薇』のベスが徐々に追い込まれていくR3のエリザベスのようで辛い。

 

私を含めて既読組の方は、リチャードとベスの結婚話はどうなるんだろう、史料の方で行くのかな、とか気になっていたと思うんですが、そうか!の展開で、でもまだ先が気になりすぎます。15巻の表紙が心洗われるようなベスとエドワードなのに、2人の行末が心配で……。

 

こうする間に、陰謀はリチャードの知るところとなった。(『悪王』)

 

バッキンガムのことは手紙の件も含めて69話記事でまとめて書こうと思うので、以下、知るところとなったところから、ということで。

 

リチャードの迷いと選択について:『ハムレット

バッキンガムの手紙から事態を知ったリチャードは、抜き差しならない形で〈“森”へ行くか、国王として反乱に対処するか〉=愛か王冠かの選択を迫られました。66話に「生きるか死ぬか」と出てきましたし、選択が強調される今話は『ハムレット』オマージュがあるだろうと思います。ハムレットのように、リチャードは迷って決断を引き延ばしており、決断をした時には事態の方が動き、そこで行動せざるを得なくなってもいます。

 

ここ、例によって回りくどい話をしています……。えーと、要は、リチャードのハムレット的迷いは肯定的なものとして読めそうで、それがリチャードの変化にもなっている気がするという話です。ハムレットの迷いの話はいいので、リチャードとアンの関係の話に進むという方はこちらをクリックして次のところに進んで下さい。

 

うだうだした話もおつきあい下さる方はこのままお読み下さい。

 

ところで更に横道ですが、リチャードが決断を話している相手がケイツビーなのは、ケイツビー=ホレーシオという私の妄想を再び掻き立てました(ありがとうございます)。因みに、このことは誰にも言うなと言われたケイツビーが、「このこととは…どちら●●●についてーー」と聞いて八つ当たりされるのは、選択モチーフを強調しつつ、R3でリチャードがケイツビーに使者を頼みながら用件を告げず、それを聞こうと待つケイツビーになんで行かないんだと怒る場面と掛けているのでしょうね。こういう細かい箇所も、つい、皆さん見て見てーと言いたくて書いてしまいます。

 

さて、決断の引き延ばしが描かれつつも、今話のリチャードの迷いと選択は、後向き的というより肯定的なニュアンスも込められていたように思いました。ハムレットが迷って行動できずにいることはしばしば指摘されますが、よく言われるようなハムレットの優柔不断さや憂鬱な性格と捉えるのは違うとしているのが河合祥一郎先生です。ハムレットは激情に身を任せるような決定や、思考に耽ることの両方を避け、理想的な行動をしようとしているといいます(通常のハムレットイメージからは一寸意外ですが)。以下の太字部が河合訳版では「どちらが気高い心にふさわしいのか」と訳されています。また、ピーター・ブルックは、「報復せよ、しかし心を汚すな」(父の亡霊の台詞)という矛盾する使命を引き受けて悩むのだと言っています。

 

To be, or not to be: that is the question:

Whether 'tis nobler in the mind to suffer

The slings and arrows of outrageous fortune……

 

ハムレットは気高い決断、今話の文脈で言えば大事なものを失わないような選択をしようとするからこそ迷うという訳です。河合先生やブルックが言っているのでそれが正解と言いたいのではなく、今話では、息子エドワードに「正しき者と弱き者、すべての者の守護者になれ」と語る場面で〈運命(さだめ)は、人に、選択を強いる〉の独白が出てきたりして、『ハムレット』の気高い決断のニュアンスが入っているように思ったんです。また、〈運命は、人に、選択を強いる〉は、11巻48話やその前にも出てきた〈運命を変えることはできない〉や、R3リチャードの「人間ならばあくまで運命の手はのがれられない」(小田島雄志訳版)とも対照的な気がします。R3のこの台詞は結婚話と同じ4幕4場にあり、ここで多分『ハムレット』と絡めて、のがれられないものでなく “選択する”ものという逆の台詞にされているので、これにも選択の積極性や肯定を感じます。

 

おうちシアター備忘録配信終了作品・感想

 

11巻48話感想騎馬のリチャードが運命に挑んだ!ことについて

 

リチャードがここまで自覚的に両方ともが大切であるがゆえに選べないと悩むことも初めてと言っていいのではないでしょうか。〈失えない、どちらかを選ぶなど、そんなことは不可能だーー〉

 

次の69話でリチャード自身も思い出していたように、第1部でヘンリーで森と暮らす約束をした時は(王冠への思いをバッキンガムに指摘されても)、リチャードに迷いはありませんでした。ヘンリーが父の仇だとわかり自暴自棄になった後とその後の行動も迷いとは違う気がします。第2部途中までは王冠と愛への思いに自覚的でなく(夢の中でジャンヌに、「嘘で真実」と言われたり、「欲しいものをあげる」と王冠とヘンリーと差し出されたりしていました)、11巻中盤までは受動的であったとすら言えます。13巻でその両方を自ら欲して得た後(「真実を選びあてし汝にこそさいわいあり」『ヴェニスの商人』)、14巻65話でリチャードは迷いつつ決断しています。バッキンガムの望みとは反するものだったとはいえ、リチャードにとっては半身バッキンガムも諦めない選択だったように思います。今話最後の選択もその延長線にあるものでしたが、事態が動き、バッキンガムを説得することが困難な状況になってしまいました。

 

9巻感想40話リチャードの嘘と真実について

 

13巻感想60話「誓約」の転回について

 

リチャードとアンについて:『ハムレット』の不信から『ヘンリー4世』の信頼へ

ハムレット』はこれまでも色々な箇所で出てきたと思いますが、4巻でのリチャードとアンとの関係では、「尼寺の場」のような展開で、リチャードはアンを誤解し、裏切られたと思い込みました。そして、それが『薔薇』主題的な『ヘンリー6世』3幕2場のリチャードの独白の中の「愛の神はおれを見捨て、おれを愛の花園から閉め出す」と繋げられていたと思います。7巻では更にアンの裏切りの思いを強くしたことでしょう。

 

4巻感想15話リチャードとアンの行き違いと別離について

 

ですが、今話では逆に、リチャードは〈何度も、何度も、裏切られながら、俺を選んだ●●● 〉〈アンも〉〈バッキンガムも〉と思い至ります。ずっと裏切られることに傷つき不安を抱えていたリチャードが、自分が相手を裏切ったとして、選択と絡めて、自分を選んでくれたことを大切に思っている……。ここは本当に感動しました。

 

リチャードにとっての転換や、鍵になる台詞に思えましたし、今話では『ハムレット』の“選択”モチーフが『ヘンリー4世』(以下、H4)での和解と王位継承のモチーフに繋げられているように思いました。この場面のH4オマージュでは、リチャードがハル王子(=ヘンリー5世)、アンがヘンリー4世ポジションです。66話でもリチャードとアンの関係に、そんなニュアンスが感じられました。

 

H4については、66話の記事を含めて、断片的ながら既に散々筋を書いていますが、今回、多分一番の感動シーンをネタバレ的に書いたり台詞も引いたりします。H4未読・未見で、そこまでのネタバレは嫌な方はここまでにしていただくか、H4を先に観ておきたいという方がいたら、現在、『ホロウ・クラウン』の『ヘンリー4世』をAmazonプライム・ビデオで無料で観ることができるのでこちらから リンクで飛んでみて下さい。

 

既に観たり読んだりしている方や、そうでなくてもネタバレOKな方はこのままお進み下さい。

 

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H4でも父ヘンリー4世の期待を何度も裏切ったハルを、ヘンリー4世は王に選んでいます。父を悩ませていたハルは、詫びて申し開きを受け入れてもらい、反乱勃発の際には戦いの全権を任され、父を危ういところで救って信頼も取り戻します。ですが、その戦いが終わるとハルはまた宮廷を抜け出してフォルスタッフ達とつるみ、ヘンリー4世はハルを次代の王にする不安を抱きます。ハルは再び内乱を治めて危篤状態のヘンリー4世の病床に報告に来るのですが、既に父が亡くなったものと誤解し、ハル自身は王位を継承する覚悟で父の王冠を持っていきます。ところが、目覚めたヘンリー4世は王冠を盗み出すような行為(誤解ですが)に激怒。いよいよ落胆して叱責する中でハルの真意がわかり、2人は和解しヘンリー4世は心から彼に王位を譲ることができました。

 

『薔薇』では12巻で、アンは王位簒奪を考えるリチャードに怒りましたが、エドワードを取り戻すと言ってくれたリチャードに信頼を回復し、王に選ぶと言いました。ですが、アンは、その後もリチャードを王にしたのが正しかったか不安になったと打ち明けました。(王の務めを果たさず、バッキンガムのところに行ったりしてましたしね。)そして、今話でアンは「国の未来を語る貴方」が「高潔で美しかった貴方のお父様に」そっくりだったと、王としてのリチャードを再び信じます。H4でも、ヘンリー4世自身が自分とハルが似ていると語る台詞がありますが、今話ではこれが擬似的な父子関係の回復にもなっており、誇るべき父親を継承する息子としてリチャードを見てくれるアンが、そしてその言葉を聞けたリチャードが、H4的で胸に沁みます。更に言えば、リチャードにとっては、4巻で感じた〈母上とは違う〉アンを取り戻せたことにもなりそうです。

 

H4では、王冠を盗み出したのではなく、その重責と父の苦悩をわかった上で王位を継承するつもりだったハルの意志を聞き、ヘンリー4世はこう言います。

 

God put it in thy mind to take it hence,

That thou mightst win the more thy father's love,

 Pleading so wisely in excuse of it!   (H4)

  

少し68話的に意訳してしまいますがこんな感じでしょうか。

王冠を持つべく神がお前に働きかけた、お前がその故を語るのを聞いて、父の愛を更に勝ち取れるように!」

(『ホロウ・クラウン』では、「これも神の思し召しだろう、こうして和解できたのだから、お前の真心を知ることができた」と訳されていました。)

 

この台詞が、上で引いたアンの台詞や、〈神は、“リチャード”を王に選んだーー〉というリチャードの独白に使われているような気がしました。

 

このオマージュ推測がなくても今話のリチャードとアンの場面は感動的ですが、『ハムレット』繋がりというか『ハムレット』転換になっていると考えるとぐっと来ませんか? 

 

また、10巻と今話でのH4の使われ方も違っていて、今話の和解と信頼モチーフは、やはりリチャードの変化を示している気もします。(68話と対比すると、10巻では、和解する前までが使われていたのだと思いました。まだ生きている父の枕元から王冠を持ち出すハルと、まだ生きている兄に「死に時です」と告げるリチャードとなりますね。)

 

10巻感想42話エドワード王の他界と王位継承について

 

ここで書くと蛇足のようになっちゃうんですが、12巻、13巻が、今話から見ると、H4エピソードに見えてくるという驚きもあります。12巻はR3に『夏の夜の夢』と『タイタス・アンドロニカス』が重ねられているだけでも凄かったのに。13巻は、てっきり、バッサーニオとアントーニオの関係に複雑な思いを抱くポーシャだと思ったのに。12巻で2人の気持ちが近づいたのに、と、やきもきしましたが、これもH4展開だった!ということですね。

 

 

子への王位継承について:『ヘンリー4世』

父に認められ王位を継いだヘンリー5世は、今度は自分が父になると言っています。

 

陛下と呼ばれるこの新しい豪華な衣装は、私にとってみなが思うほど着心地のいいものではない。(中略)これからの私はお前たちの父であり、兄でもある。愛を渡してくれるなら、お前達の苦労も引き受ける。(H4)

 

ここも15巻でヨークに戻ったリチャードのようです。14巻では憧れた王冠が、それ自体で楽園をもたらすものでないことが明らかになりました。ですが15巻では、リチャードは、自分を選び愛してくれた者のために王であろう、父であろうとしています。

 

H4の王位継承モチーフは、愛を与える・愛を返す話として、リチャード(とアン)とエドワード親子の話にもなっているように思います。以下は再び、ヘンリー4世が遺言として語る言葉からです。

 

息子よ、神は私がどれほどの紆余曲折を経てこの王冠にたどり着いたかをご存知だ。(中略)どんな波乱に見舞われたかは私自身がよく知っている。お前にはもっと平和にもっとよい評判を得て、もっと正当な権利として、引き継がれるだろう。これを得るために私がかぶった泥はすべて私と共に土に還るからだ。私の場合は暴力的な手でかすめとった栄誉としか思われなかった(中略)日に日に激しい抗争となり、流血を呼び、あるべき平和を傷つけた。そうした不敵な逆賊とはお前も知るとおり、私は危険を覚悟で闘った。(中略)この王冠が平和のうちにお前とともにありますよう

 

この台詞は、今話でのアンやリチャードの台詞、次の69話でリチャードがエドワードに語る台詞(更に、多分、67話でのリチャードの宣言)に、使われている気がします。太字部が今話、下線部が69話。

 

アンは、「あの子には……、私達の子供時代のような悲しみを味わわせたくない、私達で作りましょう、あの子の為に、美しい王国をーー」と語り、リチャードは〈生き抜く為に、選ばねばならない〉と考えました。

 

69話では、1巻のリフレインのように、エドワードは父と共に戦に出向こうとし、リチャードは母を守れと言って彼を残します。これまでもリチャードとエドワードには、ヨーク公とリチャードが重ねて描かれていました。一方、1巻でのリチャードが戦での武功を望んでいたのに対し、エドワードは「父上が、とても辛そうだった」から傍にいようと思ったと言っています。ここも父の苦悩を慮るハル的です。ヨーク公がリチャードに言ったのは「私の名を残せ、王の名だ」ですが、リチャードは心優しいエドワードを戦に連れて行けないと思っており、平和な王冠を渡したい(そのために自分は泥をかぶる)ヘンリー4世モードと言えそうです。

 

1巻2話感想リチャードとヘンリーの出会いについて

 

ヨーク公の描かれ方というか、リチャードの中のヨーク公には両義的な面があると思いますが、エドワードを愛することで、リチャードは自分を愛した父との関係を回復しているようにも思えます。

 

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アンとエドワードについてのH4の話は69話まで続けて書いたので、話の流れ的には何だか15巻終了みたいな印象を醸しているかもしれませんが、勿論、まだバッキンガム側の話も含め69話が残っていますので!

 

そして、エドワードを残して行くのはH4の台詞的には美しい流れなので、記事もそこで止めようかと思ったんですが、エドワードがリッチモンドの標的にされそうなのはリチャードが警戒する通りだし、ティレルもその辺にいそうだしで、やっぱり心穏やかに終われません。

 

(注記したもの以外、R3は河合祥一郎訳・角川文庫版から、H4は松岡和子訳・ちくま文庫版から引用しています。)

 

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